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大ヒット御礼舞台挨拶特別興行ライブビューイング速報オフィシャルレポート

2020.08.22

Category : 3rd

作品に込めた想いが存分に語られた、喜びに満ちたステージ
 

 
司会を務める高橋祐馬アソシエイトプロデューサーの呼び込みによってステージに登壇したのは、須藤友徳監督、衛宮士郎役・杉山紀彰さん、間桐桜役・下屋則子さん、セイバーオルタ役・川澄綾子さん、遠坂凛役・植田佳奈さん、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン役・門脇舞以さん、言峰綺礼役・中田譲治さん、ライダー役・浅川悠さん。 
中田さんは神父服を着用し、手に黒鍵(言峰綺礼が使う武器)を身に着けた言峰綺礼スタイルで登場。壇上にあがると、アサシンの気配を感じたようで、舞台の中央で黒鍵を抜くポーズを披露してくださいました。 
 
「第三章」は公開から2日間の週末ランキングで1位を記録、「第一章[presage flower]」「第二章[lost butterfly]」と三部作連続で1位の獲得となりました。そのことに下屋さんと須藤監督が喜びのメッセージをくださいました。
 
「ひとりでも多くの方にご覧になっていただきたいと思っていましたが、『第二章』と変わらないくらいご覧いただけたということで、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」(下屋)
 
「嬉しく思います。『第一章』『第二章』の舞台挨拶のときは次を作らなきゃという気持ちがありましたが、今は穏やかな気持ちでこの舞台にあがっております」(須藤) 
 
今回の舞台挨拶では、冒頭からエピローグまで各シーンを振り返りながら、スタッフとキャストが語り合いました。オープニング、バーサーカーとの戦い、そしてセイバーオルタとライダー、衛宮士郎の対決、遠坂凛と間桐桜の姉妹の相克、そしてクライマックスからエピローグまで。ところどころに須藤監督の解説が入り、映像に込めた想いが明かされました。
 
最後に登壇者のみなさんからメッセージが贈られました。
 
「個人的なことを言わせていただけると、ライダーは『衛宮さんちの今日のご飯』以外では、かならず最後に消えてしまうので、今回は最後までいられることが嬉しいですし、彼女には姉妹ということも大切な要素ですので、最後まで姉妹を守ることができて。布の服で最後までよく頑張ったなと思います(笑)」(浅川)
 
「個人的には言峰綺礼という人間の、今まで見えなかった部分を見ていただけることが嬉しく思います。僕は試写会で拝見して、今年度のベストワンに選ばれるべき映画のひとつだと思いました。多くの方にご覧になっていただきたいと思います」(中田)
 
「公開2週目を迎えて、今日も画面越しでご挨拶することになりましたが、色々なツールでみなさんから熱量のこもった感想をいただいています。そのたびに胸が熱く、やり終えたなという気持ちを味わっております。イリヤのこれまで抱えていた経験や想いを、たくさん描いていただけて嬉しかったです。これからもぜひ、ご覧いただけると嬉しいです」(門脇)
 
「公開して一週間経ちましたが、何度もご覧くださったとツイッターなどで感想をいただけて、とても嬉しいです。実は今日はイヤリングを、あやさん(川澄綾子)がプレゼントしてくださったものを付けていて、あやさんも赤いイヤリングをつけていておそろいみたいでウキウキしていました。15年いっしょに関わってきて、キャストのみなさんとも仲が良くて、家族みたいな関係で作品に臨めたことがとてもうれしいです」(植田)
 
「先ほど控室でテレビを見ていたら、『第三章』が映画ランキングの1位をとっているのをみんなで見ることができました。「三章続けて第1位」とテロップに出ていて、役者にとっても、スタッフにとっても、これ以上もない最高のプレゼントをいただけたなと思います。須藤監督がすべてのカットにちりばめた要素を存分に見ていただけたら嬉しくと思います」(川澄)
 
「前回の舞台挨拶で感極まってしまったのですが、それは収録用のカメラの向こうに、全国の劇場で多くのみなさまがご覧になっているんだなという想いが伝わってきたからなんです。今日は泣きません!(笑) こうやってファミリーのような大切な存在のみんなと登壇できて、作品を語り合えることが素敵な時間だったと思います。『Fate/stay night』の桜を演じるのは最後かもしれないなと思いながら、集大成のつもりで演じていました。最後までありがとうございました」(下屋)
 
「当時から桜ルートまでできたらいいねと言っていたのですが、みなさんの応援と、作品を愛する監督に出会って、最後まで皆様にお届けすることができました。15年、同じ座組でやらせていただいて、家族のようなかたちで最後まで収録ができてとてもうれしかったです。」(杉山)
 
「こうして『第一章』から『第三章』まで作ってきて、アニメーションを作るということは、毎日の積み重ねを繰り返して、やっとできるものなんだなと感じています。スタッフのみなさんのお力で完成させることができて、本当に作って良かったなと思います。本日はありがとうございます」(須藤) 
 
スタッフとキャストの想いが存分に語られて、大ヒット特別興行ライブビューイングは笑顔とともに終了を迎えました。